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国立科学博物館のひみつ

Posted on 2017年5月7日 | No Comments

科博に遊びにいくことになったので、予習をかねて読んでみた。科博とは、もちろん上野にある国立科学博物館のこと。本書は、成毛眞氏と元副館長の折原守氏が、展示を見て歩きながら、国立科学博物館のひみつに迫る、ガイドブック的な一冊となっている。

取材の時期が、地球館リニューアル工事中ということで、日本館のみのナビとなっているのが、残念でならない。とはいえ、このボリュームと豊富なカラー写真、工夫された展示方法や見逃しそうな情報など、ひとつひとつの資料に対して、まんぜんと見ているだけでは気づかないであろう、掘り下げ方が素晴らしい。

地球館についての情報は掲載されていないのだが、国立科学博物館が所蔵する430万点の標本・資料の、実に99.7%を保管する筑波研究施設への潜入取材しているのがよい。(つまりは、上野で展示されているのは、所蔵資料全体の0.3%でしかないのだ!)筑波にある研究施設は、基本的に公開されていないので、そのバックヤードを覗くことができるのは大変貴重。0.3%を支えている、その物量と技量と熱量が、しっかりとまとめられている。

本書の後半では、過去の特別展・企画展のポスターや資料がまとめられている。いまさらながら、この展示は見たかった!と思ってしまうものばかり。あとの祭りとは、このこと。

著者の好奇心のおもむくままに、一緒に国立科学博物館で遊んでいるような気になってしまう素敵な一冊。一読すれば、科博に行きたくてウズウズすること間違いなし。

国立科学博物館のひみつ




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