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ティンカリングをはじめよう アート、サイエンス、テクノロジーの交差点で作って遊ぶ

Posted on 2016年7月14日 | No Comments

家財道具を修理してまわった流しの修理屋ティンカーを語源に持っている、ティンカリングという聞きなれない言葉。いまこれが、さまざまな素材や道具、機械をいじくりまわすことで、デザインや問題解決の力を高めることができる手法として、近年注目されている。

本書では、Makerがティンカリングした23点の作品について、その制作の背景、使われている技術的な手法、初心者向けの簡単な作り方を解説した一冊となっている。なぜそれを作るに至ったか、語られている制作の背景は個人的な理由が多く、こういうところが極めてアートらしい。各人が語っている失敗したときの対処法も、それぞれがそれぞれ特徴的で面白い。

登場するティンカリングは、凧を使った空撮、ピカソもやっていた光で空中に描くアート、塩をたっぷり入れた導電する粘土で作る電子回路、フェルトで作る奇妙な動物機械、そして少しブラックなオートマタ(もしくは自動販売機)、ウェアラブルな電子回路、短期間でつくる創作楽器、テープアートなどなど、自分でも作ってみたいと思うものばかりで、ページをめくるのが楽しい。

読むと作りたくなる、そんな刺激ある一冊。

ティンカリングは実際の物を組み合せたり分解したりして、実用的なもの、風変わりなものなど、さまざまな目的に合うように作り変える基礎的な技術です。

私たちは、ちょっとしたやりや方で劇的に世界を変化させて、さまざまなものを自分の目的に合わせる手段を学びます。その精神は、ソフトウェアやコンピューターを改造するという意味で近年用いられるようになった言葉である「ハッキング」と似ています。

ティンカリングをはじめよう ―アート、サイエンス、テクノロジーの交差点で作って遊ぶ (Make:Japan Books)



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