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ヤング・シャーロック・ホームズ1 死の煙

Posted on 2016年4月20日 | No Comments

本作は、14歳のホームズを主人公とした、ヤング・シャーロックシリーズの第一弾。ホームズのパスティーシュではなく、コナン・ドイル財団の協力を得て執筆したとあって、本家公認の作品だ。

少年らしい旺盛な好奇心をエンジンに、どんどん事件に巻き込まれ、命まで狙われてしまうホームズ少年。そんなホームズ少年が、浮浪児のマティ、肉親以外唯一といっていい大人の理解者であるクロウ先生、その娘で勝気な男勝りのバージニアと一緒に、事件の真相に迫っていく冒険活劇。

地位も金も無いけれど、世の中をよく知る同年代の少年、頭もよく活動的で無鉄砲な同年代の少女が、ひきたてキャラとなっているのは、典型的でいかにもといった感じ。悪役の親玉も、いかにもといった感じで、新規な面白みはない。

本作がホームズのはじめての事件とすると、この事件に蜂が関係しているというのは、ロンドンでの華々しい活躍のあと隠遁生活に入った晩年のホームズが、養蜂を趣味としていたことを、元ネタにしているのだろう。とはいえ、マニアックなシャーロキアン向けというわけでもなく、児童向けということを差し引いて考えても、肝心のホームズ少年が魅力に乏しく、その結果いまいちな作品になってしまった。

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