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Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ

Posted on 2015年8月31日 | No Comments

料理は魔法ではない、料理は科学である。

for Geeks、つまりハッカー、Maker、プログラマ、エンジニア、オタク、技術屋などギークに向けて書かれた本書は、1.ハロー、キッチン!からはじまり、2.キッチンの初期化、3.入力の選択:風味と食材、4.時間と温度:料理の主要変数、5.空気:焼き菓子作りの重要変数、6.食品添加物の使い方、7.ハードウェアで遊ぶ、とギーク的にわかりやすく章立てされている。各章には、テーマに関連した100を超えるレシピとレシピ的なものが、また時に技術的に固く説明的(数学的)になりがちな内容のアクセントとして、科学者や料理人、ブロガー、調理器具メーカーにティム・オライリー本人などなど、30のインタビューがまとめられている。

また、モダニスト料理、もしくは分子ガストロノミーといった新しい料理の考え方や、食材の温度を精密にコントロールする真空調理法、レシチンやメチルセルロース、ラクチゾールなど添加物を使った料理法、真空脱気シーラーや液体窒素にドライアイス、オーブンの改造といった、いかにもギークな話題などなど、料理に対する新しい意識や考え方、手法なども知ることもできるのが、本書の特徴的なところ。

よく料理をする人にとっては、まったく違う視点から料理をみることができるし、料理に興味がなかった人には、実験的なギークな話題などから料理に面白さを感じることができるだろう。

充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。 Any sufficiently advanced technology is
indistinguishable from magic. (アーサー・C・クラーク)

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)



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