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アンソロジー カレーライス!!

Posted on 2015年8月15日 | No Comments

カレーライスにまつわるエッセイを集めた一冊。収録された33編は、池波正太郎、井上靖、向田邦子、中島らも、内館牧子、安西水丸、林真理子、伊集院静、小津安二郎、井上ひさし、町田康、寺山修司、伊丹十三、獅子文六、神吉拓郎、阿川弘之、古山高麗雄、北杜夫、阿川佐和子、尾辻克彦、久住昌之、滝田ゆう、東海林さだお、泉麻人、山口瞳、内田百閒、五木寛之、よしもとばなな、村松友視、藤原新也、吉行淳之介、吉本隆明、色川武大と、超大御所から名エッセイストに小説家、映画監督などなど圧倒的な顔ぶれによる名文が並べられている。

本書には無駄なまえがきも、説明じみたあとがきも無い。カレーライスをテーマとしたそれぞれの文章と、それぞれの著者の略歴がまとめられているのみ。なんとも潔い本なのだ。内容はというと、ライスカレーか?カレーライスか?というよくある命題は、やはり何人かの方が書いてる。また、子供時代に食べたカレーへのノスタルジーを綴る文章も多い。

本格インドカレーに、さまざまなレトルトカレー、母の味・家庭の味はもちろん、東南アジアやパキスタンその他、カレーっぽいエスニックなお料理も含めて、今やカレーは日本のあらゆるところに、際限なく浸透し拡散し広がりつづけている。このアンソロジーにまとめられたような、カレーに対する何か特別な感情の塊は、だんだんと薄れゆくのかもしれないし、もしかしたら核として日本人の心に残り続けるのかもしれない。なんとも、カレーは面白い。

アンソロジー カレーライス!!




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