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となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)

Posted on 2015年4月15日 | No Comments

ツキノワグマが増えているのか、それとも減っているのか、なぜに人里に下りてくるのか。クマの気持ちはわからないが、それを撃つにせよ、保護するにせよ、生活の詳細や頭数をなるべく正確に知っておく必要がある。

自然界の報道写真家こと、宮崎学によるツキノワグマ写真集。可愛いツキノワグマ親子の表紙に釣られて読んでみた。ツキノワグマの様々な表情と仕草が、生き生きと捉えられた写真ばかり、とはいえ、ただの可愛い動物写真集ではない。

ツキノワグマに対する、ステレオタイプ。それは、絶滅の危機に瀕しているツキノワグマは、奥山にいる動物であり、人間がクマのエサになる実のなる木を切り、杉などを植林してしまったため、食べるものが無くなり、エサを探しに人里へおりてくるという一連のもの。けもの道での定点観測カメラによる調査で、そのステレオタイプから、脱却しようとしているのだ。撮ることからわかる、洞察が興味深い。

クマクール、マタミールなどの調査ギミックも面白く、ツキノワグマに一歩近づくことができる一冊となっている。

となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)




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