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1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術

Posted on 2014年12月25日 | No Comments

ずいぶんとベタで、長いタイトルの本だが、ちらちらと読み進めてみると、わかりやすく、意外と使えそうな内容だった。これまで何気なく過ごしてきた、進めてきた会議に、いろいろと使える手法があることがわかった。

本書は、宝くじで100万円手に入った家族が、100万円を使い、家族旅行でどこ行くか決める過程を、ケーススタディとして、会議(話し合い)において、結論を出す技術を学んでゆく。

会議をはじめるにあたって、まず重要な観点は以下の3つ。
 ・G ゴール:その会議で獲得したいもの
 ・A アジェンダ:複数のゴールがある場合の時間割
 ・P ポイント オブ ビュー:会議で発言するにあたっての注意事項

会議をまとめてゆくにあたっては、いくつか簡単な手法が紹介されている。重要なのが、見える化することだ。つまり、単純にホワイトボードを活用して、議論を視覚化するという当たり前なのだが、その際に議論をコントロールすることができることを意識するのが重要なのだ。コンサルタントである著者は、クライアント先常駐でのプロジェクトをする場合は、印刷機能付きホワイトボードを用意してもらっているというから、その重要性が伺える。

もうひとつ面白いのは、話が脱線するのを事前に防止する方法だ。あらかじめ論点を絞り脱線を防ぐために、今日は話さない論点というのがある場合、資料に事前にそれを書き込んでおく。ただ○○○については今日は話しませんと書くとカドが立つので、待った君というキャラクターを作り、そのキャラクターから吹き出しで、今日は話さない論点について喋らせるというもの。おしゃべり好き、脱線好きなメンバーがいる場合など、面白い手法かもしれない。

家族会議とビジネスにおける会議は同じなのか、と思うところもあるが、快適に楽しく、そしてメンバーの誰もが納得の結論に至るための会議運営、ファシリテーション技術の基本は、本書でわかりやすく解説されている。ベタなタイトルが、あまりに嘘っぽくて、興味をひく反面、損している気がする。

1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術




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