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言葉ふる森

Posted on 2014年11月9日 | No Comments

山と渓谷社から出版された、山に関するエッセイ・紀行を集めた一冊。

雑誌「山と溪谷」に掲載されたリレーエッセイ、30編が収められている。書き手も、その内容も、バラエティに富んでいる。古井由吉や池内紀、夢枕獏に万城目学、あさのあつこに立松和平など多彩だ。

日本の山歩きの多くは、森歩きからはじまる。岩だらけの山が多い国では、こうはいかないだろうが、日本では森と山は、ほぼ同義といってもいい。そこには神秘というか、深遠さを感じるわけだが、本書のエッセイはそう身構える必要はない。さらりとした軽やかさを持ったものが多く、29人の作家それぞれの文章のタッチを楽しむのがよい。

海外の山やトレイルを歩いた話から、地元の山でのキノコ採りの話までいろいろ。池内紀の地獄・極楽という恐山についての話が、個人的に一番よかった。

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