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正義で地球は救えない

Posted on 2014年10月9日 | No Comments

池田清彦と養老孟司によるものということで、前作『ほんとうの環境問題』に続いて書かれた一冊。

地球温暖化やCO2排出削減、生物多様性について、池田氏が語る部分と、養老氏を交えた対談形式の2部構成。個人的には、温暖化云々の話は今さらであったが、生物多様性の部分が気になって読んでみた。

地球温暖化については、これまでもいろいろなところで、見たり読んだり聞いたりしているので、それほど驚くべきところは無し。あほらしいCO2排出量取引で損しないために、京都議定書から即刻抜けよ、と著者は唱えているが、民主党政権になったときに、地球温暖化対策が加速して進められているのはご存知のところ。

生物多様性に関しての言及は、ちょっと疑問も残った。あまり説得力を感じないし、突っ込みどころも多々ある。外来種を感性にフィットするかどうかで、排除・駆除するかどうか決めている、というのも、生態系への影響の大きさや、人間の管理下にあるかどうかが重要なわけで、強引な論理の展開や語り方が熱く、断定的なのは天然なのか、意図的なのか、と疑って読み進めてしまう。

正義で地球は救えない




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