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コミュニケーションデザイン3 多様性のデザイン

Posted on 2012年2月11日 | No Comments

では「多様性のデザイン」とは何か。価値観や生活様式が多様化する現代、物から空間、環境へと展開するデザインのフィールドの広がり。同時にネット社会において、物よりコミュニケーションが重視されるように、トータルなフィールドワークが拡大する新しいデザインの状況がある。
しかし、異なる価値観を成り立たせるには、文化摩擦やテロリズム、宗教間の抗争など、人類存亡の危機にも繋がりかねない課題も多発している。その意味でも「多様性のデザイン」とは、多面的に掘りさげるべき明日へのデザインの開拓前線であり、その豊かな可能性を秘める領域といえよう。

無印良品の風呂敷からはじまり、手拭い、ISSEY MIYAKEのPLEAYS PLEASE、インドの民族衣装サリー、禅宗の器 応量器、頭陀袋、箸、河合祥子のガラスの醤油さし、和紙と漆の器、新しい和綴じ、ミウラ折りの圧縮本、仮囲いグラフィック、トレインビジョン、車体利用広告のデザイン審査基準、MVRDVによるOKLAHOMA オランダの高齢者集合住宅、愛知県長久手街 ゴジカラ村などの事例を紹介。

興味深かったのは、スウェーデンの森の墓地。設計はエリック・グンナール・アスプルンド。アプローチの右側に聳える花崗岩の十字架が凛として美しく、広大な森のなかには12万基のお墓が点在し、火葬場や礼拝堂も配置されている。「人は死んだら森に帰る」と言い伝えられているスウェーデン人の心を表した墓地だという。墓石の大きさも制限されているとのこと。1944年ユネスコ世界遺産に登録。

多様性のデザイン (コミュニケーションデザイン)



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