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伏 贋作・里見八犬伝

Posted on 2012年1月6日 | No Comments

曲亭馬琴(滝沢馬琴)の『南総里見八犬伝』の登場人物を借り、桜庭一樹が作り上げた新しい八犬伝。江戸に潜む「伏」と呼ばれる犬人間たちと、それを狩る者たちの物語。

キャラクターの深み、セリフの重さ、アクションの表現にいまいち入り込めないところもあるが、劇中劇となる『贋作・里見八犬伝』と犬人間 信乃が語る『伏の森』は良い。吊城と里見の土地が、まるで赤朽葉家のようであり、伏姫と鈍色の関係が、毛毬と百夜のようであり、伏の森の描写はまさに表紙の世界そのもの。鴻池朋子のカバー表紙や挿絵が良い。

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