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日本の図像 神獣霊獣

Posted on 2011年8月19日 | No Comments

獅子や龍、鳳凰など神獣霊獣をあつめた図像集。江戸時代の絵画を中心に焼き物などの立体もあり。伊藤若冲、狩野探幽、歌川広重、葛飾北斎、河鍋暁斎、長谷川等伯、曾我蕭白、俵屋宗達、尾形光琳、鳥山石燕、月岡芳年などなどの作品から、神獣霊獣にクローズアップして並べられる。

「百鬼夜行之図」や「付喪神」のカラフルさに驚き、暁斎の「惺々狂斎画帖三のうち化猫」の猫の表情に萌え、若冲に「付喪神図」というユーモラスな作品があったことを知る。
巻末には神獣霊獣たちの解説もあり。

獅子は百獣の王と呼ばれ、君臨するが、ただ一つ恐れるものがあるという。それが獅子身中の虫である。この虫は獅子の体毛につき、増殖し、やがて皮を破り肉に食らいつく。しかしこの害虫は、牡丹の花から滴り落ちる夜露にあたると死んでしまう。そのため獅子は夜、牡丹の花の下で休むと考えられている。つまり、唐獅子牡丹の図は安住の地を意味する。

日本の図像―神獣霊獣



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